高槻市議会 > 2000-09-14 >
平成12年第4回定例会(第1日 9月14日)

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  1. 高槻市議会 2000-09-14
    平成12年第4回定例会(第1日 9月14日)


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    最終取得日: 2023-05-27
    平成12年第4回定例会(第1日 9月14日)         平成12年第4回高槻市議会定例会会議録                         平成12年9月14日(木曜日)    日程第 1          会議録署名議員の指名について  日程第 2          会期の決定について  日程第 3          諸般の報告について  日程第 4  諮問第 1号  人権擁護委員候補者推薦の諮問について  日程第 5  認定第 1号  平成11年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定について  日程第 6  認定第 2号  平成11年度高槻市公園墓地特別会計歳入歳出決算認定について  日程第 7  認定第 3号  平成11年度高槻市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について  日程第 8  認定第 4号  平成11年度高槻市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定について  日程第 9  認定第 5号  平成11年度高槻市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定について  日程第10  認定第 6号  平成11年度高槻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について  日程第11  認定第 7号  平成11年度高槻市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について  日程第12  認定第 8号  平成11年度高槻市交通災害共済特別会計歳入歳出決算認定について  日程第13  認定第 9号  平成11年度高槻市火災共済特別会計歳入歳出決算認定について  日程第14  認定第10号  平成11年度高槻市財産区会歳入歳出決算認定について  日程第15  認定第11号  平成11年度高槻市自動車運送事業会計決算認定について
     日程第16  認定第12号  平成11年度高槻市水道事業会計決算認定について  日程第17  報告第10号  平成11年度高槻市一般会計継続費精算報告について  日程第18  議案第64号  高槻市職員退職手当基金条例制定について  日程第19  議案第65号  高槻市福祉事務所設置条例等中一部改正について  日程第20  議案第66号  高槻市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例及び高槻市被用者保険の被保険者等に対する医療費の助成に関する条例中一部改正について  日程第21  議案第67号  財産の交換について  日程第22  議案第68号  高槻市道路線の認定について  日程第23  議案第69号  町区域の変更について  日程第24  議案第70号  平成12年度高槻市一般会計補正予算(第1号)について  日程第25  議案第71号  平成12年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第1号)について  日程第26  議案第72号  平成12年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について  日程第27  議案第73号  平成12年度高槻市介護保険特別会計補正予算(第1号)について  日程第28  議案第74号  平成12年度高槻市財産区会補正予算(第1号)について ─────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件 日程第1から日程第28まで ─────────────────────────────────────── 出席議員(35人)     1番  三 本   登 議 員     2番  角   芳 春 議 員     3番  小 西 弘 泰 議 員     4番  吉 田 康 人 議 員     5番  林   啓 二 議 員     6番  中 浜   実 議 員     7番  久 保   隆 議 員     8番  安 好 一 弘 議 員     9番  中 村 玲 子 議 員    10番  橋 本 恵美子 議 員    11番  市 田 忠 夫 議 員    12番  岩   為 俊 議 員    13番  藤 田 頼 夫 議 員    14番  稲 垣 芳 広 議 員    15番  筒 井 俊 雄 議 員    16番  岡 本   茂 議 員    17番  堀 田 和 喜 議 員    18番  松 雪 芳 信 議 員    19番  森     清 議 員    20番  二 木 洋 子 議 員    21番  池 下 節 夫 議 員    22番  須 磨   章 議 員    23番  小 野 貞 雄 議 員    24番  川 口 雅 夫 議 員    25番  源 久 忠 仁 議 員    26番  福 井 浩 二 議 員    27番  石 橋   守 議 員    28番  根 来 勝 利 議 員    29番  大 川   肇 議 員    30番  岡 本 嗣 郎 議 員    31番  高須賀 嘉 章 議 員    32番  新 家 末 吉 議 員    33番  久 保 隆 夫 議 員    34番  段 野 啓 三 議 員    36番  鳥 本 高 男 議 員 欠席議員( 1人)    35番  村 田 君 江 議 員 ─────────────────────────────────────── 説明のため出席した者の職氏名  市 長         奥 本   務  助 役      寺 本 武 史  助 役         安 塲 信 夫  収入役      小 林   宏  教育委員会委員長    松 下 邦 夫  教育長      溝 口 重 雄  自動車運送事業管理者  安 満 二千六  水道事業管理者  井 出 正 夫  市長公室長       中 野 昭 三  総務部長     中 寺 義 弘  財務部長        井 上 五 伸  人権生活文化部長 山 本 政 行  産業市民部長      幡 山 恒 夫  民生部長     山 本   隆  保健医療監       吉 田 定 雄  環境部長     中 井 利 昭  建設部長        近 藤 富 彦  都市整備部長   林   昭 幸  教育次長学校教育部長 畑 中   武  管理部長     岩 本 輝 雄  社会教育部長      森   健 一  消防長      鼻   義 博  監査委員        中 村 圭 作 ─────────────────────────────────────── 議会事務局出席職員氏名  事務局長      大 宅 光 彦  事務局次長議事課長  大 平 庸 次  庶務課長      具 志 裕 一  庶務課長補佐兼調査係長 藤 岡 敏 文  議事課長補佐    舟 木 正 志  議事係長        山 田 清 好 ─────────────────────────────────────── 会議録署名議員  16番  岡 本   茂 議 員   17番  堀 田 和 喜 議 員 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜              〔午前10時 0分 開会〕 ○議長(池下節夫) ただいまから平成12年第4回高槻市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員数は34人です。  村田君江議員から欠席届を受理しています。  したがって、会議は成立します。  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において岡本 茂議員及び堀田和喜議員を指名します。  日程第2、会期の決定についてを議題とします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から9月29日までの16日間としたいと思います。これに異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、会期は16日間と決定しました。  日程第3、諸般の報告を行います。  市長から行政報告があります。              〔市長(奥本 務)登壇〕 ○市長(奥本 務) 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  記録的な猛暑と渇水をもたらした、ことしの夏がようやく終わろうとするやさきに、一転して台風14号に刺激された秋雨前線の影響により、広い範囲で豪雨となり、幸い本市には被害はなかったものの、東海地方を中心に大きな被害が発生しております。被災されました人々には衷心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。  さて、本日はここに、平成12年第4回市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員各位におかれましては、何かとお忙しい中、ご参集を賜り、まことにありがとうございます。  今議会には、合計25件を付議申し上げておりますが、これら案件の概要説明に先立ちまして、閉会中におきます行政上の主な事柄につきましてご報告をさせていただきます。  まず最初に、9月2日、本市奈佐原地域で実施されました高槻市防災会議の主催によります、平成12年度高槻市地域防災総合訓練についてご報告させていただきます。  本年の訓練は、防災会議を構成します防災関係24機関のほか、今回初めて参加いただいた高槻郵便局をはじめ、高槻赤十字病院高槻アマチュア無線クラブ等参加協力機関や地元住民など、総勢約900名によります北部地域で初めての総合訓練でございました。  訓練の内容につきましては、台風による風水害の発生を想定しました水防訓練のほか、大阪府北部を震源地とする都市直下型の地震が発生したとの災害想定に基づきました、救助・救護訓練復旧訓練のほか、住民などによります避難訓練初期消火訓練などが実施されました。  このたびの訓練の成果をもとに、今後とも被害を最小限に食いとめるために不可欠な、行政と地域住民との連携を図りつつ、市民とともに防災体制の確立に努めてまいりたく存じております。  次に、去る9月12日早朝、及び昼間の2度にわたる本市原地区おけるクマの出没についてでございますが、今回は民家の鶏を襲うという被害が出ておりますので、早速対応を協議すべく対策会議を開催し、周辺住民に対する広報活動のほか、小、中学校、幼稚園及び保育所における登下校時の安全確保のための指導等を決定し、直ちに実施いたしました。また、警察と消防団の協力を得まして、徹夜の警戒体制もしきました。  今後につきましては、今回具体的な被害が生じた点もあり、現状では捕獲を前提に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  次に、桧尾川砂防ダム事業につきましてご報告させていただきます。  本件につきましては、本年3月、市議会の本会議におきまして、桧尾川砂防ダム事業の促進を求める意見書を可決されておりますが、平成12年度の大阪府建設事業評価委員会が去る8月11日に開催され、本事業の必要性を認め、事業継続と判断する、とした意見具申大阪府知事へ 提出されました。  大阪府におかれましては、この意見具申を踏まえ、今月4日に当該事業事業継続を決定されたところでございますので、よろしくお願いを申し上げます。  続いて2件の表敬訪問につきましてご報告させていただきます。  まず最初に、去る8月3日、第七中学校の柔道部、第二、第八、阿武野の各中学校の水泳部、柳川中学校サッカー部及び芝谷中学校バスケットボール部の合わせて約40名の生徒の訪問を受け、中学校体育連盟主催近畿大会への出場報告がございました。  そのうちの近畿大会において、芝谷中学校女子バスケットボール部が見事優勝し、全国大会への出場資格を得たほか、第二中学校の水泳部が男子総合2位になるなど、本市中学生の目覚ましい活躍がありました。ここにその健闘をたたえたく存じます。  また、明日15日に開会式を迎えますシドニーオリンピックサッカー競技日本代表として、現在、Jリーグ・ジュビロ磐田で活躍中の、地元の安岡寺小学校芝谷中学校出身の西 紀寛氏の、今月6日、表敬訪問を受け、オリンピック出場の報告とともにメダルを目指して頑張りたいとの力強い抱負をお聞かせいただいた次第でございます。  なお、市民サイドにおきましても、駅前のグリーンプラザ1号館屋上に特設会場を設け、日本チームの試合が行われる3日間、大型テレビを設置するなどして、西選手の応援をされます。  本市といたしましても、これらに協力いたしますとともに、同氏のオリンピックにおける大いなる活躍を期待いたしまして報告とさせていただきます。  次に、文化財の新たな指定につきましてご報告を申し上げます。  平成9年に本市の安満宮山古墳から発見されました青龍三年鏡を初めとする、5面の青銅鏡並びにガラス玉、鉄製品、布片等の資料につきましては、平成10年3月9日に国保有の文化財となり、その後本年4月21日に国の文化財保護審議会において、重要文化財として指定される旨の答申が出され、6月27日付の文部大臣の告示により、重要文化財に指定されたものでございます。  安満宮山古墳とその出土品は、我が国古代国家の成立を探る上で極めて学術的価値の高い文化財であるとともに、本市にとりましても、先人が残したかけがえのない歴史遺産でもあります。
     今般の重要文化財への指定は、歴史遺産に恵まれた本市を全国に発信する上でも、また高槻市民の文化意識の高揚におきましても、まことに喜ばしいことと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上で行政報告を終わらせていただき、引き続き、今議会に提案申し上げております付議事項の概要を説明させていただきたく存じます。  初めに人事案件といたしまして、合わせて5名の委員に係る、人権擁護委員候補者推薦の諮問についての1件をご提案申し上げております。  次に、今議会では、平成11年度の一般会計を初め、各会計の決算認定案件12件、及び庁舎施設整備事業に係る平成11年度一般会計継続費精算報告の計13件を提案申し上げているところでございます。このうち、一般会計で申し上げますと、歳入決算額では1,073億7,551万8,186円、歳出決算額は1,069億4,272万8,330円でございまして、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支は、2億9,717万1,850円の黒字決算となった次第でございます。  次に、条例案件でございますが、今後急増が見込まれます、本市職員退職資金に充てるための基金設置に係る、高槻市職員退職手当基金条例制定についてを初め、関係法令の一部改正に伴います引用法律題名の改正や、引用条項の移動に係る、高槻市福祉事務所設置条例等中一部改正について、並びに大阪府の療育手帳に関する規則の施行に伴い、本市条例の引用部分を改正します、高槻市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例及び高槻市被用者保険の被保険者等に対する医療費の助成に関する条例中一部改正についての 計3件でございます。  引き続きまして、その他案件といたしましては、本市が出資しております、高槻ケーブルネットワーク株式会社に係る、財産の交換について、また、上牧新川堤防1号線ほか、22路線の認定に係る、高槻市道路線の認定について、及び成合西の町と日吉台七番町との区域変更に係る、町区域の変更についての合わせて3件でございます。  最後に、補正予算案件でございますが、平成12年度高槻市一般会計補正予算(第1号)のほか、3件の特別会計補正予算、並びに財産区会補正予算の計5件につきまして、それぞれ所要の補正をいたそうとする提案を申し上げております。  以上、今議会に提案申し上げております付議事項の概要でございますが、詳細につきましては、後ほどそれぞれご説明をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、行政報告並びに付議事項概要説明も含めまして、開会に当たりましてのあいさつとさせていただきます。 ○議長(池下節夫) 市長の行政報告は終わりました。  次に、事務局長から議会関係の報告をします。 ○事務局長(大宅光彦) 平成12年第3回市議会定例会以降の議会関係の主な事項についてご報告を申し上げます。  去る7月10日に第90回北摂市議会議長会が開催され、正副議長が出席いたしました。協議事項といたしましては、大阪府市議会議長会への要望案件が協議され、北摂ブロック議長会として、「介護保険制度に関する要望(案)」を要望事項とすることが決定されました。  次に、7月19日に近畿市議会議長会理事会が開催され、正副議長が出席いたしました。会務報告の後、議案審議に入り、平成11年度同会計歳入歳出決算について説明があり、認定されました。また、協議事項といたしましては、平成12年度近畿市議会議長会の運営についてほか2件が提案され、いずれも原案のとおり承認されました。  また、8月11日には大阪府市議会議長会理事会が開催され、正副議長が出席いたしました。協議事項といたしましては、8月23日開催の第229回大阪府市議会議長会総会に係る報告案件10件、協議案件5件が提案され、いずれも原案のとおり総会に諮ることが承認されました。  次に、8月23日に第72回都市行政問題研究会総会が開催され、議長が出席いたしました。「分権時代における議会運営の在り方」と題しての講演の後、事務報告及び平成11年度会計決算など4件の協議が行われ、いずれも承認されました。  また、同じ8月23日には第229回大阪府市議会議長会総会が開催され、副議長が出席いたしました。報告事項として、会務報告のほか、9件の報告があり、いずれも承認されました。協議事項といたしましては、平成11年度歳入歳出決算など5案件が提案され、いずれも原案のとおり決定されました。  以上で議会関係の報告を終わります。 ○議長(池下節夫) 議会関係の報告は終わりました。  これで諸般の報告を終わります。  日程第4、諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦の諮問についてを議題とします。          ────────────────────           議案・議事関係書類綴  1ページ参照          ──────────────────── ○議長(池下節夫) 提案理由の説明を求めます。             〔市長(奥本 務)登壇〕 ○市長(奥本 務) ただいま議題に供されました諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦の諮問につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  このたび諮問させていただきますのは、本市推薦の12名の現委員のうち、来る12月31日に任期が到来いたします村山敦子氏、三木郁子氏、吉田正彦氏並びに阪本仁郎氏の各委員につきまして、引き続き本委員候補者として法務大臣に推薦をいたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会のご答申をお願いいたそうとするものでございます。  また、都合5期にわたり本委員としてご尽力をちょうだいし、去る8月31日をもちまして任期満了によりご退任になられました川合宏宣氏の後任といたしまして、川村俊明氏を同委員候補者として推薦いたしたく、あわせてお伺いするものでございます。  現委員であります村山敦子氏は、昭和4年9月30日生まれの70歳の方で、昭和63年2月から、三木郁子氏は昭和6年12月26日生まれの68歳の方で、平成6年11月から、さらには吉田正彦氏は昭和16年11月18日生まれの58歳の方、そして阪本仁郎氏は昭和20年2月1日生まれの55歳の方で、ともに平成10年1月からそれぞれ本委員にご就任をいただいております。  個々の候補者のご経歴等につきましては、議員各位既によくご承知のとおりでございますので、その詳細は省かせていただきますが、人権相談人権思想の普及に係る諸活動におきまして、目覚ましい事跡を記されている等、格別のご活躍を賜ってまいってきておるところは申すまでもないことでございます。  次に、このたび新たに推薦いたしたく考えております川村俊明氏は、昭和23年3月27日生まれの52歳の方で、本市安岡寺三丁目9番17号にお住まいでございます。昭和45年に中央大学法学部をご卒業で、同53年、司法試験に合格。同56年以降弁護士としてご活躍されており、大阪弁護士会においては、人権擁護委員会副委員長や司法委員等を歴任され、現在、豊中簡易裁判所民事調停委員も務めておいででございます。職務上から、人権救済に関する相談、擁護に長くかかわってこられた方であり、本委員として推薦するにふさわしい方であると考えておる次第でございます。  以上述べましたとおり、5名の候補者とともに人権、識見に秀でておられますことは言うまでもなく、人権擁護委員として適任の方々であると存じますので、よろしくご審議の上、ご答申を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本件については質疑並びに委員会の付託を省略し、直ちに採決することに異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、本件については質疑並びに委員会の付託を省略し、直ちに採決することに決しました。  ただいまから採決します。  諮問第1号 人権擁護委員候補者推薦の諮問について。  まず、村山敦子さんについて、諮問のとおり答申することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○議長(池下節夫) 全員賛成と認めます。  したがって、村山敦子さんについては諮問のとおり答申することに決しました。  次に、三木郁子さんについて、諮問のとおり答申することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○議長(池下節夫) 全員賛成と認めます。  したがって、三木郁子さんについては諮問のとおり答申することに決しました。  次に、吉田正彦さんについて、諮問のとおり答申することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○議長(池下節夫) 全員賛成と認めます。  したがって、吉田正彦さんについては諮問のとおり答申することに決しました。  次に、阪本仁郎さんについて、諮問のとおり答申することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○議長(池下節夫) 全員賛成と認めます。  したがって、阪本仁郎さんについては諮問のとおり答申することに決しました。  次に、川村俊明さんについて、諮問のとおり答申することに賛成の方は挙手を願います。                 〔賛成者挙手〕 ○議長(池下節夫) 全員賛成と認めます。  したがって、川村俊明さんについては諮問のとおり答申することに決しました。  お諮りします。  日程第5、認定第1号から日程第17、報告第10号に至る13件は、同種または関連事件ですので、以上13件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上13件を一括議題とします。           ────────────────────            議案・議事関係書類綴  2ページ参照           ──────────────────── ○議長(池下節夫) 順次提案理由の説明を求めます。              〔収入役(小林 宏)登壇〕 ○収入役(小林 宏) ただいま議題に供されました認定第1号 平成11年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定について、並びに認定第2号から認定第9号までの8特別会計に係る歳入歳出決算認定について、及び認定第10号 平成11年度高槻市財産区会歳入歳出決算認定について、以上10件の決算につきまして、順次、日程に従いましてご説明を申し上げます。  それでは、各会計の決算状況の説明に先立ちまして、平成11年度普通会計の決算概要につきましてご説明を申し上げます。主要事務執行報告書の25ページから28ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、決算規模といたしましては、歳入が1,026億3,600万円、歳出が1,021億200万円で、前年度と比較いたしまして、歳入で8.0%、歳出で9.7%の増となっております。翌年度へ繰り越すべき財源1億7,400万円を差し引きました実質収支は3億6,000万円となり、昭和58年度以降、連続して黒字決算となっております。主な財政指数を見ますと、財政力指数は3か年平均で0.88となり、前年度より0.04ポイント低下いたしております。また、公債費比率につきましては、3か年平均で13.3%となり、前年度より0.2ポイント、起債制限比率につきましても、9.4%と、0.3ポイントそれぞれ低下をいたしております。経常収支比率につきましては89.3%で、前年度の93.9%に比べ4.6ポイントの減となっております。ただし、経常収支比率につきましては、減税補てん債を経常一般財源とみなした場合は88.4%で、前年度の91.8%に比べて3.4ポイントの減となっております。  次に、内容についてでございますが、歳入面では、市税や地方消費税交付金で減となりましたが、国庫支出金や地方交付税の増により、前年度に比べ75億6,600万円の増となっております。主な増減といたしましては、まず市税で4億1,700万円、前年度に比べ0.8%の減となっております。これは固定資産税で2.3%、市たばこ税で6.1%、都市計画税で1.9%、法人市民税で2.7%と、それぞれ増となりましたが、個人市民税で不況の影響等により4.9%、事業所税で7.1%、特別土地保有税で35.4%、それぞれ減となったこと等によるものでございます。地方特例交付金は国の恒久的減税の補てん策として、制度が創設されたもので、16億7,700万円が交付されております。  次に、地方交付税におきましては、普通交付税で、基準財政需要額が増となったこと等により、30億7,800万円の増となっております。  国庫支出金につきましては、介護保険円滑導入事業、少子化対策事業に係る補助金等により23億7,500万円の増となっております。府支出金につきましては、農業構造改善事業に係る補助金の増等により3億3,600万円の増となっております。  財産収入につきましては、不動産売払収入の減等により1億2,600万円の減となっております。繰入金におきましては、公共施設整備基金の取り崩しや駐車場特別会計からの繰り入れ等により、3億9,500万円の増となっております。  また、市債におきましては、減税補てん債及び各種の事業債の発行の減少により11億1,400万円の減となっております。  以上が歳入の主な内容でございます。  次に、歳出面でございますが、昨年度に比べまして89億9,400万円の増となっております。その主な要因といたしましては、性質別の内訳といたしまして、まず義務的経費では、人件費で、退職手当の増等により8億4,900万円の増、扶助費では老人福祉費、児童福祉費、生活保護費の増等により12億4,200万円の増、一方、公債費では、4億1,300万円の減となっております。  物件費では、老人対策関連委託経費、介護保険導入準備経費の増等により3億5,900万円の増となっております。  積立金では、財政調整基金、減債基金、介護保険円滑導入基金への積み立てが増となったこと等により32億3,600万円の増となっております。繰出金では、公共下水道特別会計への繰出金が7億4,500万円の増、老人保健特別会計への繰出金が1億1,100万円の増、国民健康保険特別会計への繰出金が2億9,600万円の増となったこと等により、11億2,900万円の増となっております。  投資的経費におきましては、補助事業では、ごみ処理施設第一工場ダイオキシン類削減工事費等の減により4億3,300万円の減となっておりますが、単独事業では、市街地再開発事業、街路整備等で、災害復旧費では、農業施設災害復旧事業、林業施設災害復旧事業等でそれぞれ増となったこと等により、全体で10億5,100万円の増となっております。  また、目的別の主な内訳といたしましては、衛生費でごみ処理施設第一工場ダイオキシン類削減工事費等の減等により11億5,500万円の減。消防費では、緊急通信指令システム等の減等により8億8,400万円の減、教育費で番田熱利用センター建設等の事業費の減等により6億円の減となっております。一方、総務費では、退職手当、減債基金積立金、地域振興券交付事業等の増により36億6,800万円の増、民生費で介護保険円滑導入基金積立金、生活保護費等の増により44億6,100万円の増、土木費で市街地再開発事業、街路整備等の増により35億9,000万円の増となっております。  以上が歳入歳出の主な内容でございまして、平成11年度普通会計の決算概要でございます。  なお、その他の特別会計につきましても、その健全化に努め、一定の成果を得ているところでございます。  それでは次に、各会計ごとに、その決算状況につきましてご説明を申し上げます。なお、各会計の決算内容と事務事業の内容につきましては、決算附属書類、及び主要事務執行報告書、並びに決算等審査意見書に記載をいたしておりますので、各会計の歳入歳出決算高と、翌年度へ繰り越しいたします事業のみご説明申し上げ、提案理由といたしますので、よろしくご了承を賜りますようにお願いを申し上げます。  それでは、白表紙の一般会計・特別会計歳入歳出決算書の5ページをお開き願いたいと存じます。  まず、認定第1号 平成11年度高槻市一般会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は1,073億7,551万8,186円でございます。歳出決算高は1,069億4,272万8,330円で、歳入歳出差引残額は4億3,278万9,856円でございます。なお、差引残額のうち、翌年度へ繰り越すべき財源といたしましては1億3,561万8,000円でございます。したがいまして、2億9,717万1,856円を翌年度へ繰り越しをいたしまして、本決算を結了いたしたところでございます。  なお、翌年度へ財源を繰り越しいたしました繰越明許費といたしましては、介護予防拠点整備事業の5,253万6,000円、樫田地区土地改良事業の745万9,000円、林道岩井谷線開設事業の3,915万円、宮田塚原線改良事業の1億1,630万5,000円、富田芝生線改良事業の4,246万円、別所日吉台線改良事業の2,750万5,000円、下の口日吉台線改良事業の1,000万円となっております。以上が翌年度へ繰り越しいたしました事業及びその額でございます。  以上をもちまして本会計の説明を終わらせていただきす。  次に、33ページをお開き願いたいと存じます。  認定第2号 平成11年度高槻市公園墓地特別会計歳入歳出決算認定についてご説明を申し上げます。  本会計の歳入決算高は1億329万8,925円でございます。歳出決算高は同額の1億329万8,925円で、歳入歳出差引残額はゼロでございます。以上をもちまして本会計の決算を結了させていただきました。  なお、公園墓地管理基金の総額といたしましては、前年度と同額の1億3,818万5,000円となっております。  次に、45ページをお開き願いたいと存じます。  認定第3号 平成11年度高槻市駐車場特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は7億6,768万1,031円でございます。歳出決算高は6億2,342万7,829円で、歳入歳出差引残額は1億4,425万3,202円でございますので、これを翌年度へ繰り越しをいたしまして、本決算を結了いたしました。  次に、55ページをお開きいただきたいと存じます。
     認定第4号 平成11年度高槻市公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は6億1,450万8,292円で、歳出決算高も同額の6億1,450万8,292円でございますので、歳入歳出差引残額はゼロでございます。以上をもちまして本会計の決算を結了させていただきました。  次に、65ページをお開き願いたいと存じます。  認定第5号 平成11年度高槻市公共下水道特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  歳入決算高は166億5,793万5,941円でございます。歳出決算高は165億1,345万55円で、歳入歳出差引残額は1億4,448万5,886円でございます。なお、差引残額のうち、翌年度へ繰り越すべき財源といたしましては2,800万円でございます。したがいまして、1億1,648万5,886円を翌年度へ繰り越しいたしまして、本決算を結了させていただきました。  なお、翌年度へ財源を繰り越しいたしました繰越明許費といたしましては、公共下水道管渠事業の4億7,000万円となっております。  次に、77ページをお開き願いたいと存じます。  認定第6号 平成11年度高槻市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は218億5,837万2,277円でございます。歳出決算高は216億2,303万2,920円で、歳入歳出差引残額は2億3,533万9,357円でございますので、これを翌年度へ繰り越しをいたしまして、本決算を結了いたしました。  次に、93ページをお願いいたします。  認定第7号 平成11年度高槻市老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は266億3,203万4,971円でございます。歳出決算高は266億6,211万6,420円で、歳入歳出差引不足額は3,008万1,449円でございますので、この額を翌年度歳入から繰り上げ充用いたしまして、本決算を結了させていただきました。  次に、103ページをお開き願いたいと存じます。  認定第8号 平成11年度高槻市交通災害共済特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は1億4,871万8,877円でございます。歳出決算高は5,912万3,908円で、歳入歳出差引残額は8,959万4,969円でございますので、これを翌年度へ繰り越しいたしまして、本決算を結了いたしました。  なお、交通災害共済積立基金の総額といたしま しては、1億8,500万円でございます。  次に、113ページをお開き願いたいと存じます。  認定第9号 平成11年度高槻市火災共済特別会計歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は1億2,233万8,110円、歳出決算高は2,105万888円で、歳入歳出差引残額は1億128万7,222円でございます。これを翌年度へ繰り越しをいたしまして、本決算を結了いたしました。  なお、火災共済基金の総額といたしましては、3億9,195万1,000円でございます。  次に、123ページをお願いいたします。  認定第10号 平成11年度高槻市財産区会歳入歳出決算認定についてご説明申し上げます。  本会計の歳入決算高は64億9,906万7,524円、歳出決算高は3億2,702万3,783円でございまして、歳入歳出差引残額は61億7,204万3,741円で、これを翌年度へ繰り越しいたしまして、本決算を結了した次第でございます。  以上をもちまして、まことに簡単ではございますが、各会計歳入歳出決算10件の大綱の説明を終わらせていただきます。  なお、参考資料といたしまして、決算事項別明細書、実質収支に関する調書、及び財産に関する調書、主要事務執行報告書、並びに決算等審査意見書等を添付いたしておりますので、ご参照の上、よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。  〔自動車運送事業管理者(安満二千六)登壇〕 ○自動車運送事業管理者(安満二千六) ただいま議題に供されました認定第11号 平成11年度高槻市自動車運送事業会計決算認定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  緑の表紙の高槻市公営企業会計決算附属書類、2ページ、3ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、事業の概要でございますが、平成11年度は長期的展望のもとに策定いたしました経営健全化計画の第3年次に当たりますが、引き続き利用者の利便性の向上を図り、より親しまれる市営バスを目指し、人件費の削減や経費の節減に努めるとともに、収支バランスを図ることを目標に事業運営を行ってまいったところでございます。  平成11年度の主な事業内容についてご報告を申し上げます。  まず、車両、施設の改善でございます。車両更新につきましては、計画に基づき、芝生住宅線等を運行しているマイクロバスを中型バスとし、既に前島線で運行している中型バスとあわせて効率的なダイヤ編成を行うことにより、8両購入すべきところを1両を減じて7両とするとともに、大型バス15両を更新いたしました。このうち2両については、環境への考慮も含め、アイドリングストップ車を試行的に導入いたしました。  一方、上の口、富田団地などのバス停に自転車置き場の設置や上屋の整備を行うなど、自転車利用者のバスへの乗り継ぎ方式、いわゆるサイクル・アンド・バスライドへの導入を拡大し、新たな乗客誘致やバス利用者の利便性の向上を図りました。  あわせて停留所施設の改良として、下田部団地口の新設と成合中町停留所の整備を行ったほか、JR富田駅乗り場改良工事、塚脇バス停上屋設置工事、松が丘ほか3か所のバス停照明灯工事、土室ほか9か所の上屋テントの改修など、施設の充実を図ったところでございます。  また、都市計画道路下の口日吉台線の新設に伴い、塚脇・下の口線の一部経路の変更を行ったところでございます。  次に、バス利用の呼びかけでございますが、9月20日のバスの日に全国のバス事業者とともに、バス利用の呼びかけを行ったほか、富田団地や公団阿武山団地などへの路線図、時刻表の配布を行うとともに、上の口線などのバス停11か所に乗客誘致PR用横断幕を設置するなど、バス離れを抑えるべく、新たな乗客の掘り起こしなどに努めたところでございます。  また、長引く景気低迷の影響で減少傾向にある広告料については、新規スポンサーの開拓や広告効果のある魅力的な広告媒体の検討を行い、バスボディー広告を採用することにより、広告料の増収効果とあわせて市営バスのイメージアップを図ったところでございます。  次に、経営状況についてご説明を申し上げます。  収入につきましては、バス離れの一層の進行により、乗り合い収入が減となった結果、収入総額は45億4,825万1,347円となり、前年度に比べまして1億6,043万4,177円、率にいたしまして3.41%の減少となりました。費用につきましては、退職者不補充による職員数の減による、給料などの人件費の減少により、支出総額は44億5,116万6,794円となり、前年度に比べまして1億2,851万2,588円、率にいたしまして2.81%の減少となりました。この結果、平成11年度の純利益は9,708万4,553円となり、前年度からの繰越利益剰余金1億8,018万3,295円と合わせて2億7,726万7,848円が本年度末の未処分利益剰余金となったところでございます。  業務量といたしましては、総走行キロ数は522万3,826.8キロメートルとなり、前年度に比べまして3万5,670.6キロメートル、率にいたしまして0.69%の増となりました。また、輸送人員につきましては、自転車、ミニバイク等、交通手段の多様化や人口の少子・高齢化の急速な進展に加え、長期化する景気低迷などの社会経済情勢の影響により、なお減少傾向にあり、2,424万9,265人となりました。これは、前年度に比べまして89万4,392人、率にいたしまして3.56%の減少でございます。  引き続きまして、決算状況につきましてご説明を申し上げます。白表紙の方の決算書、2ページからでございます。  収益的収入及び支出でございますが、収入といたしましては、第1款 自動車運送事業収益の決算額は47億2,365万6,912円でございます。また、支出といたしましては、第1款 自動車運送事業費用の決算額は46億380万239円でございます。  次に、4ページ、資本的収入及び支出でございます。収入といたしましては、第1款 資本的収入の決算額は6億7,798万700円でございます。また、支出といたしましては、第1款 資本的支出の決算額は7億6,424万6,465円でございます。資本的収入と支出を差し引きいたしました8,626万5,765円の不足額につきましては、全額、損益勘定留保資金等の内部留保資金で補てん処理いたしたものでございます。  近年の企業を取り巻く環境は、依然として厳しい状況にございまして、市民の足としての使命を果たすため、今後も引き続き、経営健全化計画の実効を上げるべく、一層の企業努力をいたす所存でございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、その他決算附属書類等をご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。           〔水道事業管理者(井出正夫)登壇〕 ○水道事業管理者(井出正夫) ただいま議題に供されました認定第12号 平成11年度高槻市水道事業会計決算認定について、提案理由のご説明を申し上げます。  決算附属書類26ページをお開き願います。  まず、事業経営の概要でございますが、11年度は10年度より見直ししました経営健全化計画の趣旨に沿って、職員体制の見直しによる職員数の削減、設立2年目となります水道サービス公社へ検針業務を全面的に委託するなど、事務の簡素合理化を進め、事業を行ってまいりました。  建設事業につきましては、第4次水道施設等整備事業5カ年計画を中心に、震災に強い配水幹線及び施設整備を基本とし、安定した給水体制を確保し、水道施設の建設に努めてまいりました。  次に、業務内容についてご報告を申し上げます。  給水状況についてでございますが、年度末における給水人口は35万9,542人で前年度に比べ2,223人の減少、年間総給水量はうるう年では ありましたが、4,233万4,383立方メートルで13万4,401立方メートル減少し、総有収水量も4,045万8,970立方メートルで34万791立方メートル減少しました。有収率は95.6%と前年度に比べ0.5ポイント低下し、1日最大給水量は12月31日にコンピューター西暦2000年問題の影響もあり、15万2,240立方メートルとなりました。1日平均給水量は11万5,379立方メートルで675立方メートル減少し、なお水需要の減少傾向が続いております。  次に、建設改良事業についてでございます。  4年目に当たる整備事業では、萩谷低区配水池築造、大冠浄水場ほか16施設のテレメータ設備二重化、前年度に引き続き城山配水池口径400ミリ送水管布設工事を施工しました。そのほか市内幹線管路延長7,895メートルの配水管を布設し、管網の整備、拡充を図りました。  改良事業では水道部庁舎改修、大冠観測井電気計装・ポンプ設備据えつけ、富田分岐計装設備改良、大冠浄水場原水流量計更新工事を施工し、そのほか配水管を更新、布設しました。  次に、経営状況でございますが、平成11年度損益収支決算では、前年度に引き続き人件費削減などにより、2億4,405万2,125円の純利益を計上でき、累積では、12億5,757万3,086円の黒字となりました。  しかし、今後を見ますと、水需要と料金収入の減少や本年10月から本市の水源の7割を占める府営水について受水料金が18.3%値上げされ、また高度経済成長期に集中的に建設した水道施設の老朽化が進行しており、これに対する多額の更新事業費が必要であり、水道財政は一段と厳しくなってまいります。  こうした状況を踏まえまして、事業経営に当たりましては、水道事業経営健全化計画に沿って、経営の効率化と健全化を着実に推進するとともに、多様化、高度化した社会経済環境に柔軟に対応するため、次期経営指針となる中長期的な視野に立った水道事業基本計画と実施計画を12年度中に策定し、より一層の企業努力をしてまいりたいと考えております。  それでは、決算状況についてご説明を申し上げます。決算書14ページをお開き願います。  収益的収入及び支出でございますが、収入といたしましては、第1款 水道事業収益の決算額は83億1,461万2,905円でございます。支出では、第1款 水道事業費用の決算額は80億1,442万8,760円でございます。  次に、決算書16ページをお開き願います。  資本的収入及び支出でございますが、収入といたしましては、第1款 資本的収入の決算額は2億7,959万133円でございます。支出では、第1款 資本的支出の決算額は20億3,575万9,798円でございます。収入と支出を差し引きいたしました17億5,616万9,665円の資金不足額は、損益勘定留保資金などの内部留保資金で補てんをいたしました。  以上、甚だ簡単な説明でございますが、その他、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書、貸借対照表及び決算附属書類等をご参照の上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。             〔財務部長(井上五伸)登壇〕 ○財務部長(井上五伸) ただいま議題に供されております報告第10号 平成11年度高槻市一般会計継続費精算報告につきまして、ご説明を申し上げます。  庁舎施設整備事業につきましては、経年劣化しました本館エレベーター3基の更新工事を、平成10年度から11年度までの2か年の継続費として施行いたしたものでございますが、平成11年度に事業が完了したことに伴いまして精算報告をさせてもらうものでございます。  本事業の全体計画は1億7,850万円で、支出済額も同額の1億7,850万円となったものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、地方自治法施行令第145条第2項の規定によりまして報告させていただきます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりまし た。  お諮りします。  日程第18、議案第64号から日程第20、議案第66号に至る3件はいずれも条例案件ですので、以上3件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上3件を一括議題とします。          ────────────────────           議案・議事関係書類綴140ページ参照          ──────────────────── ○議長(池下節夫) 順次提案理由の説明を求めます。             〔総務部長(中寺義弘)登壇〕 ○総務部長(中寺義弘) ただいま議題に供されました議案第64号 高槻市職員退職手当基金条例制定につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  昭和40年代の人口急増に伴う行政需要に対応するため短期間に大量の職員を採用しましたが、それら職員が定年退職を迎える平成18年度から平成24年度の7年間の退職手当は、これまでの2倍に当たる約363億円に大幅に増加すると試算いたしておりまして、この退職手当の急増に備えるため、特別の財源対策として本基金を設置いたそうとするものでございます。  本基金の目標額でございますが、平成18年度以降7年間の退職手当のうち、一定額を各年度の一般財源で充当いたしましても、7年間で120億円程度の退職手当が不足しますので、現状におきましてはその半分に当たる60億円を目標に、本年度から平成17年度までの6年間で積み立てをいたそうとするものでございます。  条例の概要につきましては、条例は6条から構成しておりまして、第1条は本基金の設置目的を、第2条は基金として積み立てる額は一般会計歳入歳出予算で定める額とし、第3条から第6条につきましては、基金の管理及び運用に関して必要な事項を定めるものでございます。  なお、条例の施行につきましては、公布の日といたそうとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明ではございますが、よろしくお願いいたします。            〔民生部長(山本 隆)登壇〕 ○民生部長(山本 隆) ただいま議題に供されました議案第65号 高槻市福祉事務所設置条例等中一部改正につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  改正の趣旨といたしましては、平成12年 第147国会におきまして、社会福祉事業関連8法の改正が行われ、平成12年6月7日に施行されました。  特に社会福祉事業法が昭和26年制定以来、ほぼ50年ぶりに改正され、法律の名称も社会福祉事業法から社会福祉法に改められました。これによりまして、法律の名称の変更と引用条項に移動がありましたので、以下、順次申し上げます3条例につきまして、所要の規定整備を行うものでございます。  まず、第1条といたしましては、高槻市福祉事務所設置条例の第1条の規定に、法の名称の変更と引用条項の移動がありましたので、所要の整備をいたすものでございます。  次に、第2条といたしましては、社会福祉法人の助成に関する条例の第1条にも同じく法の名称の変更と引用条項の移動がありましたので、所要の整備を行うものでございます。  第3条といたしましては、高槻市立総合福祉センター条例の第13条にも、社会福祉事業関連8法の1つであります知的障害者福祉法の一部改正によりまして引用条項の移動がありましたので、所要の整備を行うものでございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。            〔保健医療監(吉田定雄)登壇〕 ○保健医療監(吉田定雄) 続きまして、議題に供されております議案第66号 高槻市身体障害者及び知的障害者の医療費の助成に関する条例及び高槻市被用者保険の被保険者等に対する医療費の助成に関する条例中一部改正について、提案理由 のご説明を申し上げます。  大阪府の療育手帳制度につきましては、従前から大阪府療育手帳制度実施要綱により実施されてまいりましたが、地方自治法の改正等によりまして、このたび大阪府療育手帳に関する規則に基づき行われることとなりました。そのため、それを引用しております表題の2件の本市条例の規定の中で、引用する部分を当該規則名に改めるものでございます。  なお、改正後の条例は公布の日から施行しようとするものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  日程第21、議案第67号 財産の交換についてを議題とします。         ────────────────────
             議案・議事関係書類綴146ページ参照         ──────────────────── ○議長(池下節夫) 提案理由の説明を求めます。           〔市長公室長(中野昭三)登壇〕 ○市長公室長(中野昭三) ただいま議題に供されました議案第67号 財産の交換について、提案理由のご説明を申し上げます。  高槻市が出資しております高槻ケーブルネットワーク株式会社は、近隣のケーブルテレビ会社、すなわち吹田ケーブルテレビジョン株式会社、豊中コミュニティーケーブルテレビ株式会社、池田マルチメディア株式会社、東大阪ケーブルテレビ株式会社、守口・門真ケーブルテレビ株式会社、以上の5社と連携して、事業統合による効率的な経営と6社共同による効果的な設備投資、さらには加入促進部分を強化し、収入の拡大を図る目的で、地域のケーブルテレビ会社を存続させたまま、商法第364条に規定する株式移転方式で完全親会社となる、関西ケーブルネット株式会社(仮称)を平成12年10月に設立されることになっております。  このことによりまして、本市は商法第364条第2項の規定により、関西ケーブルネット株式会社(仮称)の株式の割り当てを受けることとなります。この際に割り当てを受ける株数は商法第367条、資本の限度額の規定により、現在所有する高槻ケーブルネットワーク株式会社の1株に対して0.415の比率で割り当てを受けることとなり、一たん関西ケーブルネット株式会社(仮称)の株式597.6株、額面1株5万円を所有する同社の株主となります。  しかしながら、本市といたしましては、当初の出資目的である地域の情報基盤整備とともに、地域住民への行政情報や生活関連情報等、地域に密着した情報の提供を継続して行うため、本市が所有することとなる関西ケーブルネット株式会社(仮称)の株式597.6株と、松下電器産業株式会社が関西ケーブルネット株式会社(仮称)から、株式売買により所有する高槻ケーブルネットワーク株式会社の株式1,440株とを交換することにより、これまでと同様に高槻ケーブルネットワーク株式会社の株主に復帰いたそうとするものでございます。  この株式の交換に当たり、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会のご議決をお願いする次第でございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  日程第22、議案第68号 高槻市道路線の認定についてを議題とします。          ────────────────────           議案・議事関係書類綴147ページ参照          ──────────────────── ○議長(池下節夫) 提案理由の説明を求めます。             〔建設部長(近藤富彦)登壇〕 ○建設部長(近藤富彦) ただいま議題に供されました議案第68号 高槻市道路線の認定についての提案理由をご説明申し上げます。  今回、認定いたそうとしております路線は、上牧新川堤防1号線ほか22路線で、延長といたしましては約1,059メートルでございます。これらの路線は、開発行為による道路、建築基準法の 位置指定による道路、私道の寄附による道路等でございます。  位置につきましては別紙、認定路線参考図1から18までをご参照願います。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  日程第23、議案第69号 町区域の変更についてを議題とします。          ────────────────────           議案・議事関係書類綴167ページ参照          ──────────────────── ○議長(池下節夫) 提案理由の説明を求めます。            〔産業市民部長(幡山恒夫)登壇〕 ○産業市民部長(幡山恒夫) ただいま議題に供されました議案第69号 町区域の変更につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今般、成合西の町と日吉台七番町の町境界地域におきまして、成合西の町に属する山林の一部、約1,200平方メートルが宅地造成されたことに伴い、住居表示整備事業の一環といたしまして町区域の変更を行おうとするものでございます。  位置につきましては、町区域変更図別図1、別図2をご参照いただきたいと思います。  その変更理由でございますが、今回提案させていただいております区域につきましては、現在のところ成合西の町に属しておりますが、今後さらに背後の山林で別の大規模な宅地造成が行われ、当該地が緑地帯や高さ約5メートルから10メートルの擁壁によって成合西の町の既存住宅や造成される住宅地域とは隔絶されること、また、住居表示上は成合西の町であっても日吉台七番町に継続した宅地環境であること、さらには日常生活において日吉台七番町に接する道路を利用することなどを理由として、今回変更しようとするものでございます。  したがいまして、これらのことから町区域の変更に当たりまして、その合理性、そこに住まわれる方々の利便性等を考慮いたしまして、現在の成合西の町から日吉台七番町に編入しようとする提案をさせていただいているところでございます。  今回の町区域の変更につきましては、本年8月7日に開催されました、本市の附属機関であります高槻市町名地番改正調査委員会に諮問をいたしましてご審議をいただき、諮問のとおりとするとの答申をいただいているところでございますので、よろしくお願いいたします。  なお、町区域の変更の実施時期につきましては、本議会においてご議決いただきますれば、大阪府知事に届け出て、告示を受け、発効するというものでございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  日程第24、議案第70号から日程第28、議案第74号に至る5件はいずれも補正予算案件ですので、以上5件を一括議題としたいと思います。これに異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、以上5件を一括議題とします。         ────────────────────          議案・議事関係書類綴169ページ参照         ──────────────────── ○議長(池下節夫) 順次提案理由の説明を求めます。            〔財務部長(井上五伸)登壇〕 ○財務部長(井上五伸) ただいま議題に供されました議案第70号 平成12年度高槻市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  今回の補正の内容といたしましては、退職手当基金の創設に伴います積立金のほか、国庫補助金の内示に伴う事業費の精査、前年度決算の確定に伴う剰余金の積み立て、精算を行うとともに、一部新たな事業の追加を中心といたしているものでございます。  歳入面では、地方交付税の交付決定があり、増額が可能となりましたので、所要額の補正をいた そうとするものでございます。  それでは、補正事項の主要なものにつきまして、順次ご説明を申し上げます。白い表紙の補正予算書3ページをお開き願いたいと存じます。  歳入歳出予算の補正といたしまして19億109万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ983億7,955万8,000円にいたそうとするものでございます。補正する款項別の金額は4ページから7ページにかけましての第1表 歳入歳出予算補正のとおりでございますが、主な内容につきましては後ほどご説明を申し上げたいと存じます。  8ページ、第2表 継続費補正は、萩谷総合公園におきましてテニスコート整備事業を平成11年度から12年度までの2か年で施行しておりますが、事業費及び12年度における執行額が確定したことにより、事業費総額及び12年度の年割額を変更するものでございます。  また、野球場整備事業は平成12年度から14年度までの3か年で施行するものでございますが、工程の見直し等によりまして、各年度の年割額について変更を行うものでございます。  9ページ、第3表 債務負担行為補正は、財団法人大阪府三島救急医療センターが実施します、大阪府三島救命救急センターの空調熱源改修工事に当たって、同法人が金融機関から借り入れた資金に損失を生じた場合、これを補償しようとするものでございます。  10ページ、第4表 地方債補正は、街路整備事業におきまして、国庫支出金の確定等に伴い、事業費を精査したことにより限度額を変更いたすものでございます。  続きまして、歳入歳出予算の主な補正内容を款別に申し上げます。別冊の補正予算説明書でございますが、歳出から申し上げます。  16ページ、総務費 総務管理費 一般管理費の災害補償費は、事故に遭った職員への災害見舞金でございます。また、積立金は新たに創設されます退職手当基金への積み立てでございます。  17ページ、民生費 社会福祉費 社会福祉総務費の負担金補助及び交付金は、高槻市社会福祉事業団の事業費の精査に伴う補助金の精算でございます。また、積立金は市民からの寄附金を福祉施設建設等基金に積み立てるものでございます。繰出金は、国民健康保険料の所得割軽減分として、また介護相談員派遣事業の市負担分として、それぞれ国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計へ繰り出すものでございます。  福祉事務所費の負担金補助及び交付金は、高齢者住宅改造の助成件数の増加見込みに伴う補助金の追加分でございます。また、償還金利子及び割引料は、平成11年度の障害者医療費府補助金、及び身体障害者保護費、国庫負担金等の確定に伴う償還金でございます。  18ページ、老人福祉費の負担金補助及び交付金は、老人クラブ常設集会所1か所への整備補助、及び高槻市シルバー人材センターの事業費の精査に伴う補助金の精算でございます。また、償還金利子及び割引料は、平成11年度老人医療費府補助金の確定に伴う償還金でございます。  19ページ、児童福祉費 児童措置費の扶助費は、児童手当の改正による受給者の増加に伴う所要額の追加等でございます。また、母子医療費の償還金利子及び割引料は、平成11年度の母子家庭医療費府補助金及び乳幼児医療費府補助金の確定に伴う償還金でございます。  21ページ、衛生費 保健衛生費 医療対策費の負担金補助及び交付金は、財団法人大阪府三島救急医療センターが実施します、大阪府三島救命救急センターの空調熱源改修工事のうち、高槻島本夜間休日応急診療所に係ります工事費の高槻市負担分及び三島医療圏の2次救急医療施設への施設整備等の補助金の追加分でございます。  23ページ、農林水産業費 林業費 森林開発費の工事請負費は、作業道の施工区間の延長に伴う追加分でございます。また、林業構造改善事業費の委託料、負担金補助及び交付金は、森林観光センター内の温泉施設整備事業が国庫補助の対象となったことに伴う事業内容の精査等による補助金の追加等でございます。  24ページ、土木費 土木管理費 土木総務費の委託料は、市道の寄附件数の増加による私道の移管経費の追加分でございます。  25ページ、道路橋梁費 道路新設改良費の工事請負費は、奈佐原5号線の改良工事で、公有財産購入費は唐崎中央線の用地購入費でございます。都市計画費 街路事業費の工事請負費は、国庫補助金の内示等に伴い、富田芝生線で追加し、別所日吉台線で減額するものでございます。また、公有財産購入費は、国庫補助金の内示等に伴い、上田辺芥川線ほか2線、真上南芥川線、上牧島本線で追加し、富田芝生線、下の口日吉台線で減額補正するものでございます。公園費の委託料は、街路樹の剪定経費の追加でございます。また、工事請負費は萩谷総合公園のテニスコートの精算、及び野球場の事業費の精査による追加分と、昨年6月の災害により被害を受けました津之江公園の整備等の経費でございます。  28ページ、教育費 教育総務費 研修指導費の報償費は、スクールカウンセラー1名の増員に伴う所要の経費でございます。委託料は、学校と家庭、地域の連携による総合的な教育力の再構築を目指して、4中学校区に地域教育協議会を設置し運営する経費でございます。また、養護教育費の報酬及び賃金は、介護嘱託員の雇用者数の減と、これに伴うアルバイトの雇用者数の増による精算でございます。  29ページ、小学校費 学校管理費の報酬、共済費及び賃金は、校務嘱託員及び給食調理員嘱託員の雇用者数の減と、これに伴うアルバイトの雇用者数の増による精算でございます。  30ページ、幼稚園費 幼稚園管理費の報酬及び賃金は、園務嘱託員の雇用者の減と、これに伴うアルバイトの増による精算でございます。  31ページ、社会教育費 文化財保護費の賃金及び需用費は、国庫補助金の内示により、今城塚古墳の調査経費を追加するものでございます。また、公有財産購入費は嶋上郡衙跡附寺跡用地の追加購入分でございます。  32ページ、諸支出金 諸費の積立金は、前年度繰越金の2分の1相当額を財政調整基金に積み立てるものでございます。  続きまして、歳入についてご説明を申し上げます。6ページへお戻り願いたいと存じます。  まず、地方特例交付金は、平成12年度の交付額が確定したことに伴います精算でございます。地方交付税は、普通交付税の算定におきまして、地方財政計画を参考に当初見込みをいたしておりましたが、基準財政需要額が経常分、投資分ともに当初見込みよりも増加し、基準財政収入額につきましても、市税を中心に、見込みをさらに下回る算定となり、その結果交付決定額が当初見込みを上回った分について、今回増額補正を行うものでございます。  8ページ、国庫支出金 国庫負担金 民生費国庫負担金は、児童手当の改正に伴う追加分及び補助対象事業費等の確定に伴う精算でございます。  9ページから10ページの国庫補助金 国庫交付金等につきましては、補助対象事業費の追加、事業の確定等に伴う所要の補正でございます。  11ページから13ページの府支出金につきましては、森林観光センターの温泉施設整備に補助金の内示があったほか、補助対象事業費の追加、精算等に伴う所要の補正を行うものでございます。  14ページ、繰越金は平成11年度における一般会計の剰余金でございます。  15ページ、市債 土木債は、街路整備事業におきまして、事業費の精査をしたことに伴います減額補正でございます。  以上、簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。           〔建設部長(近藤富彦)登壇〕 ○建設部長(近藤富彦) ただいま議題に供されました議案第71号 平成12年度高槻市公共下水道特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  まず、白表紙の補正予算書の13ページをごらんいただきたいと存じます。  予算総額といたしましては、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出それぞれ248万 5,000円を増額し、総額165億5,770万1,000円にいたそうとするものでございます。  次に、第2条の地方債の補正でございますが、15ページの第2表に示すとおり、起債借入予定額を減額するものでございます。  続きまして、緑の補正予算説明書40ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、歳出からご説明いたします。  維持管理費の償還金利子及び割引料につきましては、大口利用者の地下漏水に伴い、下水道使用料の還付を行うため、250万円を計上しております。  次に、建設費では、国庫補助事業につきまして事業内容を精査した結果、工事請負費から設計委託料へ3,000万円の組み替えを計上しております。  次に、39ページの歳入でございますが、前年度よりの繰越金が確定したことによる増額と市債の減額でございます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願いいたします。             〔保健医療監(吉田定雄)登壇〕 ○保健医療監(吉田定雄) 続きまして、議題に供されております議案第72号及び第73号につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  まず、議案第72号 平成12年度高槻市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきまして申し上げます。  補正予算書19ページをごらんいただきたいと存じます。  このたびの補正予算は、補正予算書第1条にありますように、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,772万7,000円を追加して、それぞれ233億4,623万4,000円にいたそうとするものでございます。  20ページをごらんいただきたいと存じます。  下の段の歳出の主な内容よりご説明申し上げます。  まず、諸支出金の償還金及び還付加算金につきましては、前年度の療養給付費交付金、国庫及び府支出金の精算に伴いまして、超過交付の合計6,252万6,000円を返還するため増額補正をいたそうとするものでございます。  続きまして、上の段の歳入についてご説明申し上げます。  まず、国民健康保険料でございますが、所得割軽減分として、一般会計からの繰入金及び平成12年度に限りの措置として行います、特別控除による保険料減額分としての合計1億6,100万円を減額補正いたそうとするものでございます。
     次に、一般会計繰入金でございますが、国民健康保険運営協議会の答申に基づきまして、保険料所得割軽減のため、本年度も5,000万円を増額補正いたそうとするものでございます。  次に、前年度からの繰越金2億3,533万9,000円を計上いたそうとするものでございます。  諸収入の雑入につきましては、所要の補正に伴い、減額補正をいたそうとするものでございます。  なお、詳細につきましては、予算説明書45ページ以下をご参照いただきたいと存じます。  続きまして、議案第73号 平成12年度高槻市介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。  お手元の補正予算書23ページをごらんいただきたいと存じます。  第1条にありますように、歳入歳出それぞれ233万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ88億811万1,000円にいたそうとするものでございます。  今回の補正の内容といたしましては、国におきまして介護サービスの質的な向上を図るための新たな事業として、介護サービス適正実施指導事業が創設され、本市におきましてはこの事業の一環であります、介護相談員派遣事業を国のモデル事業として実施すべく、その諸経費を計上するものでございます。  高齢者の介護サービスの利用は、本年4月からの介護保険制度の実施に伴い、従来の措置を中心としたサービスから、契約によるサービスへ移行 いたしました。このため、介護サービス適正実施指導事業においては、利用者が自分自身のニーズに合ったサービスを適切に選択し、利用できるような環境を整備することを目的とし、利用者の保護及び介護サービスの質的な向上を図るための新たな事業として創設されたところであります。  本市におきまして実施しようとする介護相談員派遣事業は、施設やサービス事業所などの介護サービスの提供の場を訪問し、サービス利用者の相談に応じ、日常的な疑問や不満、不安の解消を図るとともに、サービス事業所における介護サービスの質的な向上を図ろうとするものでございます。平成12年度につきましては、国のモデル事業として実施していくこととしております。  予算の内容でございますが、24ページの下の段をごらんいただきたいと存じます。  歳出といたしまして、総務費の総務管理費で介護相談員派遣事業に係る研修などの事務諸経費として、233万1,000円を見込んでおります。  次に、歳入につきまして上の段をごらんいただきたいと存じます。  この介護相談員派遣事業に対しましては、国、府の補助対象とされており、負担割合といたしまして、国は対象事業費の2分の1、府は4分の1、市町村は4分の1とされていますので、負担割合に基づく国庫補助金、府補助金、一般会計繰入金について所要の収入の見込み額を計上いたしております。  なお、詳細につきましては、予算説明書をご参照いただきたいと存じます。  以上、2件につきまして、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。             〔財務部長(井上五伸)登壇〕 ○財務部長(井上五伸) ただいま議題に供されました議案第74号 平成12年度高槻市財産区会補正予算(第1号)につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。  白い表紙の補正予算書27ページをお開き願いたいと存じます。  本会計の補正額は、第1条に掲げておりますとおり、歳入歳出予算にそれぞれ2,492万2,000円を追加し、補正後の予算額を歳入歳出予算それぞれ62億72万9,000円にいたそうとするものでございます。  歳入歳出予算の主なものをご説明申し上げます。  まず、歳入におきましては、決算による前年度繰越金2,390万3,000円のほか、大字服部財産区並びに大字郡家財産区における、財産区財産の使用許可による使用料収入101万9,000円を計上いたしております。  次に、歳出でございますが、富田町財産区におきまして、富田土地改良区が行います筒井池浄化装置設置工事事業に対する補助金459万9,000円を初め、大字土室財産区において土室自治会が行います土室公民館基礎改修工事事業に対する補助金93万5,000円など、8財産区におきまして、その地区内で実施されます公共的事業に対しまして、総額1,289万円の補助金を計上いたしておるものでございます。  なお、詳細は、別冊補正予算説明書をご参照くださいますようお願い申し上げます。  以上、まことに簡単な説明でございますが、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(池下節夫) 提案理由の説明は終わりました。  お諮りします。  本日の会議は以上にとどめ、議案調査のため、9月15日から9月18日までの4日間休会とし、9月19日午前10時から本会議を開会したいと思います。これに異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(池下節夫) 異議なしと認めます。  したがって、本日の会議はこれで散会します。              〔午前11時30分 散会〕  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  議  長   池 下 節 夫  署名議員   岡 本   茂  署名議員   堀 田 和 喜...